こんにちは!たけちゃんです。経理担当者の皆さまが記帳時にちょっとめんどくさいな…と思う処理をおまとめするシリーズです。今回は、預金利息の手取入金額から源泉所得税を計算しfreeeに入力する方法です
預金口座には手取り額が入金されるので、割戻しせずにそのまま入金額をPL受取利息にしちゃって上司に怒られた〜なんてこと、よくありますよね。(私だけ!?)
平成28年から改正があり、利子割がなくなったものを反映した計算方法です。
ベテランの方だと、もう計算式もばっちり頭に入っていてわざわざこんな記事を参照する必要ないかと思いますが…
経理職について間もない方はやっぱりいちいち検索しちゃいますよね(私もそうでした…)
結論としては、一番楽な求め方は以下の計算式です
①PL計上の受取利息=預金入金(手取り)額÷0.84685
②源泉所得税計上額(所得税+復興税)=①☓15.315%
③復興所得税のみ=①☓2.1÷102.1(五捨五入)
④所得税のみ=②ー③
ざっくりと、入金額が1000円だった場合の仕訳はこんな感じです。
預金 1000 | 受取利息 1180 |
租税公課(or預り金等) 180 |
freeeで入力する場合は?
源泉所得税部分(180円)に品目タグで「所得税/利息」「復興税/利息」などとつけておくと、後に試算表などでの集計が楽です
freeeのタグ機能について詳しくはfreeeのヘルプページを御覧ください
また、申告freeeを利用している場合は、「会計連携」の機能を使えば、品目タグで集計された情報をそのまま申告freeeに転記できます
これは転記ミスが防げて大変有用ですので、是非活用くださいね
申告freeeの会計連携について、詳しくはfreeeのヘルプページへ