freee社主催の、会計事務所向け年末調整・法定調書機能解説セミナーが開催され、昨年に引き続き、竹市真由香税理士が講師を担当しました。
このセミナーは、zoomのウェビナーを使ったリアルタイムweb配信として開催されました。
竹市真由香税理士は、第2部を担当し、実際のfreee画面を使いながら、年末調整〜法定調書作成〜電子申告までの一連の流れを、デモンストレーションをふまえ、解説いたしました。
質疑応答でもたくさんのご質問をいただき盛り上がったようです。
オンラインセミナーでも参加者の方とコミュニケーションがとれるのは便利です。弊所でも、今後も活用していきたいと思います。
当日のセミナー動画とスライドはfreeeのアドバイザーガイドからご確認いただけます。
freeeの年末調整をオススメする理由
人事労務freeeで行う年末調整の便利ポイントは何と言っても「一気通貫性」です。
当日セミナー資料より
freeeで年末調整を行う最大のメリットは、上記図にもあるように「資料記入/収集〜年調記入」の部分です。管理者が従業員を人事労務freeeに招待することで、年末調整に必要な情報を従業員自身がfreeeに入力、控除証明書などの書類もアップロードできます。従業員は質問に答えていくだけで年末調整が完了します。
確かにSmartHRやマネーフォワードなど、他社のクラウドソフトでも年末調整機能を打ち出しており、上記図の「資料記入/収集〜年調記入」の部分は、freeeとあまり変わらない、むしろ従業員側のUIとしてはfreeeよりもわかりやすいようにも思います。
ところが、肝心の「帳票の作成〜提出」部分が、freee以外の他社ソフトでは、残念ながらほとんどカバーされていないのです。つまり、freee以外のソフトでは、年末調整をしたソフトとは別の申告ソフト等にわざわざ同じ情報を手打ちで二重転記したり、エクスポートしたデータをインポートし直したりして、「帳票の作成〜提出」の部分を補う必要があるのです。
年末調整実務を経験した方はお分かりと思いますが、年末調整業務は従業員の還付・徴収額を計算して終わり!ではないですよね。以下のような税額計算後の事後業務も、1月末期限という期限つきで迫ってきます。
- 従業員の給与明細に還付・追徴税額を正しく反映させて振込む
- 給与支払報告書や源泉徴収票、法定調書合計表、支払調書などを作成する
- 各種法定調書を税務署や市町村に提出する(要提出・提出不要の判断も必要)
この点、freeeは人事労務freeeで年末調整を行った結果を申告freeeに自動連携させることができるので、全ての業務がfreeeで完結します。
当日セミナー資料より
また、人事労務freeeのベーシックプラン以上のプランでは、申告freeeを使った電子申告まで対応しています。
自社で年末調整を完結されたい方にも、人事労務freeeがオススメです。